実は今年の3月10日、埼玉県の所沢に行ってきた。
大昔に埼玉県に住んでいたことはあるのだが、
いわゆるこの埼玉西エリアにはほとんど縁が無かった。
所沢も近くを通過したことは何度かあったものの、
街中をウロウロしたことは一度も無かったのだ。
なぜ今になって所沢に行ったのかと言えば
ところざわサクラタウンという場所で
結局全巻揃えて読了した、「乙嫁語り」の原画展覧会をやっていることと、
同じサクラタウン内で安彦良和さんの「機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」が開催されていたからだ。
今更ながら、安彦さん自身がファーストガンダムを
コミックという形で再び再執筆してくれたことは本当にありがたかったし、
その後はご自身の手でアニメ化してくれたことはとても嬉しかった。
展覧会の内容としては、まあその圧倒的な作品数とそのクオリティにもうとにかく感服。
コミックスの表紙、ガンダムエースの表紙、ポスター、コミックのカラー原画等など
もう何度も何度もじっくりと見ていたら、もう一日が終わってしまいそうになるくらい。
ただ、マンガ家としての安彦さんの数多ある作品を今までほとんど見たことがなかった。
興味が無かったわけではないのだが、気づいたときにはあまりにも多い作品数に
どれから手を付けたらいいのか分からないというのも正直なところだった。
サクラタウンの中にあるダヴィンチストアに安彦良和コーナーがあって、
その中には現状販売されているコミックと今回出会うことになるタイトルにもあげた
「マイ・バック・ページズ」が山積みされていた。
【告知】石井が安彦良和さんにロングインタビューを行い、これまでの作品ついて聞いた『安彦良和 マイ・バック・ページズ』は、amazon他一部書店では本日から、全国的には明日発売となります! ぜひぜひお手に取っていただき、読まれましたら感想などをつぶやいていただければ幸いです!#安彦良和 pic.twitter.com/USX1oOyNRw
— 石井 誠 (@MakotoIshii) November 26, 2020
読めば読むほど、安彦良和という人の奥深さを感じる素晴らしい内容。
紹介された今までの作品を全て読みたくなってしまう罪深き文章。
絶版になっている本も多く、入手困難な作品も多いのはちょっと辛いところ。
古事記関連の「ナムジ」「神武」「ヤマトタケル」の3部作は
本当に面白かった!
オリジン展は2022年7月より約1ヶ月間、博多のキャナルシティで開催が決定!
もう一回行きたいくらいだよなあ。
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