霊山(りょうぜん)ツーリングの帰り道に文知摺観音 (もちずりかんのん)という所に立ち寄った。道路標識の案内板等で見かけて名前だけは知っていたのだが、なかなか足が向かなかった。しかしこの名前はなかなか期待を持たせる(^^)
芭蕉も訪れた事もあるという、この場所は歴史も感じさせてくれる。
なによりこの「もちずり石」の伝説はいいなあ(^^) 都人と地元の女性との悲哀のエピソードがこの現代まで語り継がれている。ちなみにこの「もちずり」は昔、綾形石の自然の石紋と綾形、そしてしのぶ草の葉形などを摺りこんだ模様の「信夫文知摺(しのぶもちずり)絹」の産地だった事が由来らしい。
静寂の中に包まれ、木々の中でひっそりと佇む多宝塔。東北では唯一の遺構らしい。江戸時代に作られた物で、近くで見ると色使いと装飾も見事だ。
こんな風情のある良いところ、もっと早く来ればよかった(^^; 花の咲く季節はもっといいらしい(^^)
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