パスキン展

美術

 

 

 

パスキン展 -生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子-に行ってきた(^^)
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狂乱の時代を生きた旅人の軌跡。というサブタイトルのもと
2015年1月17日(土)~3月29日(日)の日程で開催されている。
場所はパナソニック汐留ミュージアム。JRの新橋駅から徒歩圏内。
この展覧会は、岐阜、釧路、熊本を巡回して、ここ東京が最終だ。
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ジュール・パスキン(1885-1930)。ブルガリア出身のこの画家の事は、
2013年秋の渋谷Bunkamura、藤田嗣治の展覧会で知った。
2人はエコール・ド・パリと呼ばれる当時の外国人芸術家として
どうやら親友だったらしい。ちなみに、フジタとは1歳違い。
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渋谷での「レオナール・フジタ展」を見た後すぐに、
京都で「レオナール・フジタとパリ 1913-1931」を見るという幸運があり
ここの関連展示として、パスキンのこの画が展示してあった。
「果物籠を持つジュヌヴィエーヴ」1929年 熊本県立美術館蔵
この「真珠母色」と呼ばれるソフトでふんわりとしたタッチは
フジタとはまた違った魅力で、なんともいえない。
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今回の展示作品の中でも一番のお気に入りはこの
「テーブルのリュシーの肖像」1928年 個人蔵
友人の妻であったこのモデルの彼女との不倫関係の悩みもあり、
1930年、45歳の時に「さよなら、リュシー」と血文字を遺して自殺。
うーん、でもこの女性ならしょうがないよなあと思ったり、
でも実際に残っている写真を見ると、結構気が強そうな感じもするし。
当然、画はある程度美化されるものなんだろうけど。
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新橋駅へと向かう途中に、なにか食事をと思い、
北前そば「高田屋」でちょっとだけランチを。
黒ごまをたっぷりと練り込んだ蕎麦は、見かけに反してあっさりとしており、
なかなかのお味であった(^^;

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