福島市中心部近くの信夫山(しのぶやま)のふもとに県立の美術館がある。
以前にも見てみたい企画展があったのだが行きそびれていた。
今回、知人からのすすめもあってこの企画展に出かけてみた。
小川千甕 (せんよう) 1882-1971 京都出身の画家。
福島にも所縁があり、何度も訪れている。
ヨーロッパへの留学経験もあり、多くの展示された作品のバリエーションのすごさは
同じ作者とはとても思えないくらいだ。
若い頃に描かれた、これら水彩の風景画がとても美しい。
その他にも陶磁器の絵付けをやっていたり、挿絵画家としても活躍したり、
純粋な日本画もあれば、漫画的なかわいらしい絵も描くし、
最後には中国の南宗画に行き着いたり、
確かに「縦横無尽」という感じ。
ヨーロッパ留学の時に、ルノワールに会ったり、
また藤田嗣治とも交流があったらしいのがビックリ(^^;
そう、来年はフジタの映画が日仏合作で公開される。
主演のオダギリジョーがそっくりに扮しているのがとても楽しみ。
千甕の図録を購入したら、展覧会用のポスターが付いてきた(^^)
残念ながら福島でのスケジュールは本日で終了。
この後は2カ所を巡回する予定で、
泉屋博古館分館(東京六本木) 2015年3月7日~2015年5月10日
京都府京都文化博物館 2015年12月8日~2016年1月31日
となっている。
そう、そして来年はいよいよ福島に「円空」がやってくるのだ(^^)
去年は実際に千光寺に円空仏を見に行ったのだが、
その荒削りな表情には魅力に溢れているから楽しみだ~。
心がお腹いっぱいになった後は、肉体を満たしに行くのだ(笑)
美術館からほど近い場所にある中華そば「伊達屋」。
評判だけは聞いていたので、ものは試しで入ってみた。
バリエーション豊かなメニュー。
ちょっと迷ったが、豚骨の次に好きな塩ラーメンがいいかなあ?
結局たのんだのは「塩バターラーメン」
お、なかなかいけるではないか!うまい、うまい(^^)
メニューに「替え玉」が載っていたのは少し驚いたが、
迷わず注文(^^;
よく店の外に行列が出来ているだけの事はあるかも。
また来ようっと。
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